藤浪晋太郎「若い頃はエゴサーチしている時期もあった」誹謗中傷に持論「気にしたって何の得もない」

[ 2023年12月9日 18:19 ]

オリオールズFAの藤浪
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 藤浪晋太郎投手(29=オリオールズからFA)が、9日に放送されたMBSテレビ「おしゃべり小料理ゆみこ」に出演。メンタルについて語った。

 藤浪は幼少期を振り返り「小学校卒業する時、180(センチ)ありました。1人だけ頭抜けてて、監督、コーチより背が高かった」とし「野球は小学校1年生からはじめて、めちゃくちゃ上手かったわけでないですね。今と一緒。ずっとピッチャーです。球速いけどストライク入らない。今と一緒。ずっと変わらない。ストライク取るって難しいんですよね」とあっけらかんと語った。

 メジャー1年目の今季は開幕直後は制球難に苦しみ、炎上する試合も多々あり、現地メディアから叩かれることも少なくなかった。

 ただ、批判については「気にしても自分が変えれないこと。どうしようもできないことなんで。自分の人生に関係ない人が言ってることを気にしたってなんの得もないので、気にしないです」ときっぱり。「コーチとかがアドバイスくれることで必要やなって思うことは聞きますけど、それ以外の外野、たとえば新聞がどう言ってるだとか、ツイッターでどう書かれてるだとかは一切気にしないですね」と持論を語った。

 大阪桐蔭時代は3年時に春夏連覇を成し遂げ、一躍スター選手に。阪神入団後も注目を集め続け「最初は気にしてました。若い頃はエゴサーチしている時期もありました」と告白。その上で「今は一切しないです。得なことないんでね、そういうのしても」と現在はエゴサーチをしないと告白した。

 また、メンタルについては「強くないと思うんですけど、あんまりメンタルは強い、弱いはないと思ってて、物事の捉え方、受け流し方が上手いかどうか」と持論を展開。「なんか日本人ってメンタルって言うと“強い弱い”で考えるじゃないですか。というよりも起こっていることをどう処理するか、考え方、マインドの技術だと思うので」と語った。

 アメリカではメンタルを表現する際に心を指す日本と違って頭を指さすそうで「向こうの人はメンタルは考え方だと捉えているんです。メンタルは自分は強いと思ってなくて、考え方がタイガースに入って割切れるようになってきたのかなって。厳しい環境にいたがゆえに」と打ち明けた。

 また、MCの有働由美子が「ぶっちゃけ阪神とメジャーどっちがやりやすい?」と質問。これには「やりやすさで言うとメジャーリーグですね。タイガースはやりやすい、やりにくいで言ったら野球やりにくいでしょ」と回答した。

 共演した鳥谷敬氏も「絶対メジャーでしょ。向こう行ってなくても分かります」と断言。「常に見られてるってのはきついですね。移動も含めてずっと見られてる」と人気球団ゆえの苦悩を語った。

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