辛坊治郎氏 30年万博サウジ決定で大阪への重圧推測「あんまりしょぼいものをやられても…」

[ 2023年11月30日 18:37 ]

辛坊治郎氏
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 キャスター辛坊治郎氏(67)が30日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演し、この日で開幕まで500日を迎えた大阪・関西万博について自身の見解を示した。

 この日から前売り入場券の販売がスタート。18歳以上の前売り券は4000~6700円で、会期中に販売される1日券の7500円と比べ割安になっている。一方で万博に関しては、メキシコやエストニアといった参加を辞退する国が出始めたり、膨らむ建設費の問題などでいまだに反対論も聞かれる。

 辛坊氏は「オリンピックにしても万博にしても、近づいてくると、反対論が巻き起こるというのが最近の日本のパターン」と話しつつも、「私は何回も申し上げている通り、やるなら成功させないとかっこ悪いよ」と、招致した限りは成功させる義務があるとした。

 大阪・関西万博の次は30年で、開催地はサウジアラビア・リヤドに決まった。辛坊氏は「恐らくサウジアラビアが、言っちゃなんだけど金持ちだから、2030年のサウジアラビア万博は相当なものを仕掛けてくるだろう」と推測。「ということを考えると、その5年前の日本の万博で、あんまりしょぼいものをやられてもなという感じが正直いたします」とハードルを上げていた。

 大阪は2018年、ロシア・エカテリンブルク、アゼルバイジャン・バクーとの招致争いを制し、開催権を手にした。辛坊氏は当時の興奮を覚えており、「私もまだその余韻が残ってます」と振り返った。

 ロシアはウクライナへの軍事侵攻を続けており、「ロシアに決まっていたって、あと2年の間にウクライナ問題を片付けなきゃ万博を開けないけど」とバッサリ。しかし、その一方で、アゼルバイジャンの招致関係者には同情を示した。「アゼルバイジャンなんかは相当やる気満々で、いろんな意味で国を立て直そうとしている時に、万博を核として使いたかったということがあったから、本気で万博開催を求めていたんだけど、日本に負けて開催できなかったという思いがある」。それだけに「私がアゼルバイジャンの人間なら、今の日本の議論を聞いていたら、ふざけんなよ?と。何なんだよ、それは?と言うと思うよ」と、その憤りを代弁した。

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