TBS「下剋上球児」③ 部のエース役、野球愛に演技なし

[ 2023年11月1日 07:00 ]

エースの犬塚翔を演じる中沢元紀(C)TBSスパークル/TBS  撮影:ENO
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 弱小の高校野球部が奇跡の甲子園出場を目指すTBS日曜劇場「下剋上球児」(日曜後9・00)。主演の鈴木亮平(40)演じる監督のもと、野球部員が少しずつ団結していく。

 生徒役はオーディションで選出。新井順子プロデューサーは「基準はまずは野球が好きな人。うまくなりたい、好きなんだという気持ちが芝居や表情に出る。向き合う姿勢を大事にしたいと思いました」と説明した。エースの犬塚翔を演じる中沢元紀は野球アカデミーに入門。「彼は野球経験は中学まで。1カ月間、毎日レッスンに通って、アカデミーの先生にも“特別扱いしないでください”と言いました」。汗と努力は本物だ。

 オーディションでは野球をやってきて悔しかったこと、感動したことを聞いた。「いろんな経験をしてる子は自然と話が出てくる。そういう子は感受性が豊かで、思いやりやチームのためにという気持ちがあります」。学園ドラマは大人数の生徒役が3、4カ月の撮影期間を一緒に過ごす。「いかに和を乱さないかが大事。今は凄く雰囲気は良いです」。本当の部活のような空気感が映像に表れる。

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2023年11月1日のニュース