中丸雄一「本音話してもいいですか」ジャニ会見NGリスト「正直言うと事務所も悔しい気持ちなんじゃ」

[ 2023年10月8日 09:42 ]

ジャニーズ事務所
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 「KAT―TUN」の中丸雄一(40)が8日、日本テレビ「シューイチ」(日曜前7・30)に生出演。2日に行われたジャニーズ事務所の2度目の記者会見について言及した。

 会見をめぐっては特定の記者らを指名しないようにする「NGリスト」の存在が判明。リストには、6人の記者やフリージャーナリストの名前、顔写真が掲載されており、挙手し続けながら指名されなかった東京新聞記者の望月衣塑子氏や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題の追及で知られるジャーナリスト鈴木エイト氏らの名前があった。同事務所はリストへの関与を否定。会見を運営した「FTIコンサルティング」は、リストの作成を認めて謝罪し、事務所の関与や承認はなかったとした。

 また、「NGリスト」のほかに“指名候補リスト”があり、そのリストに載っていたTBSの藤森祥平アナウンサー、芸能リポーターの駒井千佳子氏が実際に指名されていた。

 中丸は「事務所側も全く事前に関与してなくて、存在も認識してなかった、で、事前の打ち合わせで、そのNGワードということを聞いて、そこで現場で井ノ原くんが“いや、それはなしでしょ。質問全て答えていきましょう”とは言ったけれども、最終的にはこう出てしまったので、内容はどうであれ、印象は下がってしまったのは事実かなというふうには思っていますね」と語った。

 さらに「指名NGリストでしたっけ。名称も誤解を招く一因だったんじゃないかなというふうに思いますね。これだけ1時間も2時間ものこの規模の会見をするにあたって、事務所的にも、最後までやる義務があると思うんですよ。そういった意味では、なるべく多くの記者さんの顔だったり、所属先だったり、特徴なんかを知っておくべきだと思うんですよ。そのリストがある分には何も思わないですけど、ただその名称がちょっとよろしくないなとは思いますね」と話した。

 また「めちゃくちゃ本音話してもいいですか」と切り出すと「僕自身も記者会見っていう経験は何度もあるわけですよ。質は違って、ライブの制作発表とか、番組の制作発表とか、ちょっと質は違うんですけれども、ただあの会場見た感じの空気感ってのはもちろん察しがつくわけですよ」とコメント。

 「記者さんがもうスタンバイをしていて、カメラももう全部置いているはずじゃないですか。かつ、一枚の書類が見られた場合に、その後世の中がどうなってしまうのかっていうのは誰しもが分かると思うんですよ。その紙をわざわざファイルの一番上に置いて、上手から下手に歩くっていうのは、何か不自然なものがあると思うんですね。全く何か裏がないとしても、ちょっとその行動はプロフェッショナルではないと、少なくとも言えると思いますね」と指摘した。

 中丸は「この会見って、第一の目標っていうのは、被害に遭われた方がこの後どうなっていくのかっていうのを社会で見守っていきましょうっていうものだと思うんですよ。その点に関しては、11月の上旬に会社は設立しますと。この事実はめちゃくちゃ前向きな話のはずなのに、この紙切れ一枚のせいで、そちらの報道はほぼないと。っていうのはこれは、ちょっとさすがに旧ジャニーズ事務所も正直言うと悔しいというような気持ちなんじゃないかなと想像してますね」と推測し「振り返ってみると、特別チームの提言があったと思うんですよ。この事務所はこういう方向性でやりなさいってアドバイスがあったと思うんですけど、それ以上のものを発表したと僕は思ってるんで、それがしっかりと報じられなかったのはちょっと残念ではあると感じていますね」と述べた。

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