「バスケ美女」として話題の菜波 救ってくれたのは中条あやみの言葉…スカウト殺到伝説も挫折

[ 2023年9月2日 12:30 ]

「バスケ美女」として話題のモデル・菜波
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 バスケットボールのW杯で日本代表が2日夜に今大会最終戦としてカボベルデと対戦し、勝てば自力でのパリ五輪切符獲得となる。そんなもり上がりを見せる中、日本テレビのスポーツニュース番組「Going!Sports&News」(土曜、日曜後11・55)でバスケットボールサポーターを務めるモデル菜波(24)が美ぼうとバスケ熱で注目されている。ネクストブレークの逸材として話題の「バスケ美女」に迫った。(井利 萌弥)

 整った顔立ちと透明感、168センチのスラリとしたスタイル。「Going!」で披露するバスケット愛あふれる菜波のコメントが視聴者の心を熱くとらえている。

 中・高校時代にバスケ部に所属し、6年間副キャプテンを務めたスポーツウーマン。一方で8頭身の目を引くビジュアルで、文化祭のファッションショーでランウェイを歩くと学校中が大騒ぎに。東京・原宿を歩けば、芸能事務所の担当者が競い合うように名刺を差し出し、その数は「トランプができるほどだった」(芸能関係者)という伝説もできた。2019年春にファッション誌「CanCam」専属モデルとしてデビュー。4年たった今、さまざまな場面で、輝くような笑顔を見せているが、その裏には人知れず悩んだ日々があった。

 「デビュー後、実はひけめを感じていて、自信が持てなかった」。学生時代、バスケットに力を入れてきたため「モデルの皆さんと比べると筋肉の付き方が全然違う」と会場でスタイルの違いに落ち込んだ。気付けば、あらゆることに自信が持てなくなり、心が晴れない日々が続いた。そんな時に支えてくれたのが、事務所の先輩・中条あやみ。思い切って、悩みを打ち明けたところ、ありがたいアドバイスが返ってきた。

 「『すみません』とすぐ謝るクセを直してみたら」

 自分の行動に注意してみると、いろいろな場面で「すみません」と頭を下げていたことに気付いた。無意識のうちに「すみません」が口癖になっていた。「中条さんの言う通りだと思って、必要ない“すみません”をなくして、“ありがとう”を言うようにしました」。行動に移してみると「自分が思っていることを言えるようになった」と変化を感じ「仕事が楽しくなった。笑顔になることもできるようになった」と前向きになれた。明るい雰囲気を漂わせ始めた菜波には仕事場で得られる充実感も増していった。「中条さんに感謝しています」。

 今大会の試合会場でも、日本代表へ笑顔で真摯(しんし)に取材をする菜波の姿があった。先輩の言葉を胸にますますの飛躍を期している。

 ◇菜波(ななみ) 1998年(平10)9月10日生まれ、東京都出身の24歳。イランと日本のハーフ。デビュー前のインスタグラムに投稿したバスケットボールをドリブルする動画が再生200万回を超える話題に。その後、「CanCam」編集部の目にとまり、2018年10月に専属モデルとしてデビューした。168センチ。血液型A。

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