「どうする家康」残念ながら悲しい別れ…大久保忠世・小手伸也“悲痛予告”今夜、信玄と「三方ヶ原の戦い」

[ 2023年5月7日 15:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」第17話。徳川家康(松本潤・中央)(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は7日、第17話が放送される。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第17話は「三方ヶ原合戦」。武田信玄(阿部寛)は徳川の拠点を次々に制圧。打つ手のない徳川家康(松本潤)は、織田信長(岡田准一)の本軍が加勢にくるまで浜松城に籠城すると決める。しかし武田本軍は、予想外の行動に出る。何と浜松城を素通りし、西へ向かおうとする。このまま武田軍を通すと、遠江の民から見限られ、信長の逆鱗に触れる。何より、瀬名(有村架純)ら家族のいる岡崎城が危ない。打って出るべきか、籠城を続けるか――。家康は究極の選択を迫られる…という展開。

 「三河一向一揆」「伊賀越え」と並び、徳川家康の“3大危機”に数えられ、人生最大のピンチとされる「三方ヶ原の戦い」(元亀3年、1573年)がいよいよ描かれる。

 “三河一の色男”大久保忠世役の小手伸也は番組公式ツイッターに動画メッセージ。「やっぱり信玄の威圧感が凄い。SNSも含めて、あそこはローマだと言われていますけども(笑)。いやぁついにローマが、ローマじゃない(笑)甲斐が攻めてくるとなった時は、いずれはどうにかしなきゃいけない、乗り越えなきゃいけない壁だと思っていましたし、何とかして勝つべき方法を考えなきゃいけないなという中で、いよいよ本当に戦うことになったので、僕らとしては、ついにこの時が来たかと。歴史がネタバレしているので、あれなんですけども、正直僕らは負ける気がしなかったですね」と述懐。

 「基本が撤退戦だったりしたので、退路をつくりながら、殿を守るために戦うみたいな戦い方だったので、常に守備的でした。でも、ここを抑えなければ、本当に殿が危ない。必死でしたね。“家康3大危機”の一つとして三方ヶ原が描かれてはいるんですけども、本当に危機的な状況の中、家臣団が決死の覚悟で戦っていて。残念ながら悲しい別れもあります。それが本当に僕らも悲しんですけども、とにかく戦国の世は生きていくことがまず第一であり、僕らも常に前を向いて生きていかなければならないので。家臣団と同じ気持ちで、視聴者の皆さんも僕らを応援いただきつつ、悲しみに暮れる殿を励ましてくれたらなと切に願っております」と呼び掛けた。

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2023年5月7日のニュース