自民・松川るい氏 政府の少子化対策私案、アンケート結果に「期待できないという理由教えていただきたい」

[ 2023年4月2日 09:19 ]

 自民党女性局長の松川るい参院議員が2日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。政府が3月31日、岸田文雄首相が掲げる「次元の異なる少子化対策」の叩き台となる試案を公表したことに言及した。

 児童手当の所得制限撤廃や多子世帯への増額、育児休業給付引き上げ、保育サービスの利用拡大などを明記。出産費用の保険適用や、学校給食の無償化も検討するとした。少子化傾向を反転させるため今後3年間を集中取り組み期間とし、具体策をまとめた「こども・子育て支援加速化プラン」を示した。首相は同日、政策の優先順位や財源確保策を議論するため、自身を議長とする「こども未来戦略会議」の設置を表明。6月の経済財政運営の指針「骨太方針」までに「将来的な子育て予算倍増の大枠を示したい」と官邸で記者団に述べた。

 番組では「政府発表『異次元の少子化対策』私案 あなたは?」という視聴者投票を実施。「効果が期待できる」14%、「効果は期待できない」71%、「どちらとも言えない」15%という結果に、松川氏は「ぜひどういうところが1番期待できないと思われている理由なのかっていうのを教えていただきたいなと思います。そこについてしっかりと解決をしていく、そういう取り組みをこれからしなければならないなと思います」とした。

 そして「私は今回のパッケージっていうのをちょっと長くて20ページくらいなんですけど、読んでもらいたいなと思うんですね。私、自分自身も2人の娘を結構、苦労しながら子育てしてきて保育園ずっと預けて育休取って、激務ですごい大変だったんですよね。その時にこうだったらよかったのにって思うようなこと、結構書かれているんですよ」と話した。

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2023年4月2日のニュース