【どうする家康 今夜の初登場】明智光秀役は酒向芳「奥の奥の奥に秘めた思いは…」眼光鋭い物語のキーマン

[ 2023年4月2日 11:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」。明智光秀(酒向芳)(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は2日、第13話が放送され、第2章の幕が開く。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第13話は「家康、都へゆく」。織田信長(岡田准一)の後ろ盾により、足利義昭(古田新太)が将軍となった。徳川家康(松本潤)は初上洛。義昭に謁見も、そのあまりに愚かな振る舞いに困惑を隠し切れない。信長の真の目的は何なのか…という展開。

 明智光秀役の酒向芳が初登場。足利義昭に仕えるが、将軍の地位が危うくなると、織田信長の配下に入る。笑顔の中にも常に鋭い眼差しがあり、家康や豊臣秀吉のささいな仕草も見逃さない。信長には媚びへつらうが、その本心はどこにあるのか。物語のキーマン。

 2018年公開の映画「検察側の罪人」などで知られるバイプレーヤー・酒向の大河出演は、21年「青天を衝け」以来2年ぶり4回目。「60代も半ばに差し掛かると、出演にあたって『意気込みは?』と問われれば『ない』というのが正直な気持ちです(笑)(人それぞれでしょうが)。ただ、奥の奥の奥に秘めた思いは、決して人には語らぬものでしょう。明智はそう言っているようです」とコメントしている。

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2023年4月2日のニュース