鈴木エイト氏 旧統一教会「霊感商法1件もないはず」に「壺を売りつけられたって相談が…」

[ 2022年9月25日 11:07 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を20年以上取材し続けているジャーナリスト鈴木エイト氏が25日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。旧統一教会が行った会見についてコメントした。

 旧統一教会は22日、東京都渋谷区の教団本部で勅使河原秀行教会改革推進本部長らが記者会見。勅使河原氏は「献金が度を過ぎて、生活を害するようなものになってはいけないのは当然のこと。今後、十分に指導していきたい」と表明。また、高額献金や勧誘を巡る民事訴訟で違法行為が認定されたことを受けて、教団は2009年以降、職員や信者に対して「経済状態に比して過度な献金とならないよう十分配慮する」などと指導してきたと語った。一方で協会に対する報道について、「霊感商法は1件もないはず。騙し取っている印象というのは正直、誠に腹立たしい」と強い口調で語った。

 旧統一教会の改革推進本部設置は「宗教法人として問題改革に取り組んでいる、今後も努力しますよってことのアピールに過ぎない」と鈴木氏は持論を展開。勅使河原氏の「霊感商法は1件もないはず」との発言には「少なくともコンプライアンス宣言以降、壺、壺を売りつけられたっていう相談、報告が上がっている」と話し「そもそも韓国の本部から日本の本部に年間数百億円の献金指令が来て、日本の本部が各協会にこれだけの献金をしろみたいな指示を出している。それにも関わらず、指示を受けている側が指導するってベクトルがおかしい」と述べた。

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2022年9月25日のニュース