「ちむどんどん」和彦、退職決意も“一発逆転”…“策士”田良島さん&房子が救った!ネット「最高の上司」

[ 2022年6月24日 08:40 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第55話。(左から)和彦(宮沢氷魚)田良島(山中崇)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は24日、第55話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第55話は、優子(仲間由紀恵)からアドバイスを受けた暢子(黒島)は心機一転、シェフ代行の仕事に挑む。房子(原田美枝子)の見守る中、態度を改めた暢子に対する矢作(井之脇海)ら男性スタッフの反応は…。そして、和彦(宮沢氷魚)が巻き込まれたトラブルは、房子のアイデアにより急展開し…という展開。

 和彦は退職届を書くまで追い詰められたが、事態は急変。田良島(山中崇)によると、東洋新聞の内部情報が告発されたという。とある消費者団体に「和彦が書いた広告に対する反論記事が、広告主の食品会社に気を使い、ボツにされた」という内容の匿名の投書が届いた。和彦が投書を送ったと学芸部の面々に疑われたが、上層部の意向は「記事はつぶしていない。東洋新聞は自分が掲載した広告にも批判をしている」。これを逆手に取って田良島は和彦の反論記事掲載に踏み切り「こんなことをするのは、東洋新聞の一員として問題がある。オレはそんなヤツを認めなくない。そして、青柳はこんなことをする男じゃない。オレは、おまえを全く疑っていない」――。一気に形勢逆転。田良島は和彦の退職届を破った。

 田良島、和彦、愛(飯豊まりえ)が「アッラ・フォンターナ」に来店。愛によると、夕刊に和彦の記事が掲載された途端、編集・営業に称賛の電話が何本も入ったという。房子は「(すべては)匿名の投書のおかげでしたね」と事情を知っていた。田良島が「いつもいつも、お知恵を頂きまして」と房子を拝むと、和彦と愛は驚いた。

 暢子は1カ月のシェフ代行を完走。「料理人として、また1つ階段を上った暢子。その先に、恋の大波乱が待ち受けていようとは、知る由もありません」(語りジョン・カビラ)――。

 第12週は「古酒(くーす)交差点」(6月26日~7月1日)。いよいよ暢子たちの恋愛模様が描かれる。

 宮沢の公式ツイッターも放送終了直後に「田良島さんかっこよすぎます…そして和彦、良かった…!」と投稿。SNS上にも「田良島さん、最高の上司」「今日はこれまた田良島さんが良かった!」などの声が上がった。

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