「ちむどんどん」暢子、感謝と反省 1カ月シェフ代行完走!来週は“恋の大波乱”ズッキーニは智が仕入れ

[ 2022年6月24日 08:20 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第55話。態度を改めた暢子(黒島結菜)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は24日、第55話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第55話は、優子(仲間由紀恵)からアドバイスを受けた暢子(黒島)は心機一転、シェフ代行の仕事に挑む。房子(原田美枝子)の見守る中、態度を改めた暢子に対する矢作(井之脇海)ら男性スタッフの反応は…。そして、和彦(宮沢氷魚)が巻き込まれたトラブルは、房子のアイデアにより急展開し…という展開。

 「アッラ・フォンターナ」。自分の長所は「“ありがとう”と“ごめんなさい”を大きな声で言えるところ」と気づいた暢子。矢作ら男性スタッフに頭を下げ、謝罪と反省の弁を述べた。周囲に感謝し、フォンターナ厨房の雰囲気は一気によくなった。

 オーナー室。両足骨折の二ツ橋(高嶋政伸)が戻るまでのシェフ代行を、暢子は正式に命じられた。「結局うちは、うちらしくやるしかないということがよーく分かりました」。調達困難だったズッキーニは智(前田公輝)が納品。「あまゆ」。智はテーブルに突っ伏している。前日、夜行で岡山へ行き、農家を訪ね歩いてズッキーニを仕入れ、東京へとんぼ返りしたという。

 1カ月後、フォンターナ。二ツ橋が復帰した。

 暢子は1カ月のシェフ代行を完走。「料理人として、また1つ階段を上った暢子。その先に、恋の大波乱が待ち受けていようとは、知る由もありません」(語りジョン・カビラ)――。

 第12週は「古酒(くーす)交差点」(6月26日~7月1日)。いよいよ暢子たちの恋愛模様が描かれる。

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2022年6月24日のニュース