巨人・原監督 北別府学さんを追悼「ライバルとして戦ってきた中でも大変印象深い選手の一人」

[ 2023年6月16日 22:02 ]

原監督
Photo By スポニチ

 元広島の投手で野球解説者の北別府学(きたべっぷ・まなぶ)氏が16日午後0時33分、広島市内の病院で死去した。65歳だった。

 訃報を受けて、原辰徳監督(64)は「まさに針の穴に糸を通すような非常にコントロールの良い投手で、ライバルとして戦ってきた中でも大変印象深い選手の一人でした。病と闘われているというお話は耳にしていましたが、同世代の先輩の訃報を聞き残念でなりません。心よりご冥福をお祈りいたします」と偲んだ。

 広島時代にエースとして通算213勝をマーク。沢村賞を2度獲得し、2012年には競技者表彰で野球殿堂入りした。20年1月に自身のブログで成人T細胞白血病(ATL)を患っていることを公表。同年5月には次男をドナーとする骨髄移植を受けた。21年6月には転倒して側頭部を10数針縫い、尾てい骨を骨折。21年11月には大腿骨骨折が判明して人工大腿骨にする手術を受け、22年には3月の尿毒症に続いて6月には敗血症を発症するなど入退院を繰り返していた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月16日のニュース