元広島投手ら、北別府学氏訃報に衝撃 中田廉氏が今村猛氏が「信じられない」

[ 2023年6月16日 16:28 ]

北別府学氏
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 元広島の投手で野球解説者の北別府学(きたべっぷ・まなぶ)氏が16日午後0時33分、広島市内の病院で死去した。65歳だった。訃報を受け、昨季限りで広島を戦力外となった中田廉氏(32)らOBが追悼した。

 訃報を受け、中田廉氏は「北別府さん、自分が現役時代に球場で会うたびに下半身使って投げれてるか、力みすぎやぞとーいつも声をかけて頂いて初登板した次の日の試合前ベンチ前で初勝利でお祝いじゃなって声をかけていただいた事は本当に嬉しかったです」と投稿。「心よりお悔やみ申し上げます」と追悼した。

 21年に戦力外となった今村猛氏も「え 北別府さん?うそでしょ?信じられない」と衝撃を受けた様子。「ご冥福をお祈り致します」と記した。

 広島時代にエースとして通算213勝をマーク。沢村賞を2度獲得し、2012年には競技者表彰で野球殿堂入りした。20年1月に自身のブログで成人T細胞白血病(ATL)を患っていることを公表。同年5月には次男をドナーとする骨髄移植を受けた。21年6月には転倒して側頭部を10数針縫い、尾てい骨を骨折。21年11月には大腿骨骨折が判明して人工大腿骨にする手術を受け、22年には3月の尿毒症に続いて6月には敗血症を発症するなど入退院を繰り返していた。

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