【福岡・日本モーターボート選手会長杯争奪戦】明日開幕! 前田将太が地元大将格

[ 2024年5月4日 12:00 ]

当地実績抜群の前田将太が地元大将格の貫禄を見せる
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 ボートレース福岡の5月最初の開催となる「日本モーターボート選手会長杯争奪戦」が5日から6日間の日程で開催される。7日から宮島でGⅡレディースオールスターが開催されることもあり、実力派がズラリ顔をそろえた。

 地元勢、遠征勢ともに記念クラスが多く、メンバーは濃い。とはいえ、地の利がある分、福岡勢が有利か。大将格となる前田将太は当地通算8Vの実績。1月の正月シリーズでもきっちりと優出し、当地一般戦の連続優出を7に伸ばした。的確なハンドルワークで水面が荒れた時でも対応可能だ。

 当地実績という面では前田に見劣るが、西山貴浩は近況絶好調。今年はGⅠで3回の優出があり、3月からつダイヤモンドカップで3回目のGⅠ制覇を飾っている。当地は3月に走って、優出2着。現行機を一度扱っているのは大きなアドバンテージになるだろう。

 遠征勢では静岡勢が強力。4月のマスターズチャンピオンの覇者・菊地孝平は当地通算3V。出走機会が少ないため、当地戦の優勝からは遠ざかっているが、そのうちの1回が14年6月のSGオールスター。近況の充実ぶりも申し分なく、地元勢の前に立ちはだかりそうだ。

 昨年末のグランプリシリーズで3回目のSG制覇を果たした深谷知博は昨年福岡で開催されたSGメモリアル、周年記念でともに優出と相性の良さが光る。まだ当地Vがないだけに、チャンスをうかがいたい。

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