八代英輝弁護士 電気・ガスの政府補助金5月終了「選挙が近づくとまた…政治的な人気取りに使われるのは」

[ 2024年4月1日 11:36 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(59)が1日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。斎藤健経済産業相が3月29日の閣議後記者会見で、家庭や企業の電気・ガス代抑制のための補助金について、5月の使用分を最後に終了することを明らかにしたことに言及した。

 電気・ガス代の支援終了は、原燃料となる液化天然ガス(LNG)や石炭の輸入価格がロシアのウクライナ侵攻前と同水準に落ち着いたことを踏まえたものとし、斎藤氏は電気・ガス代の補助金について、国際情勢の変化で料金が急騰した場合は「迅速かつ機動的に対応していきたい」と述べた。

 電気は家庭向けで1キロワット時当たり3・5円、ガスは1立方メートル当たり15円をそれぞれ補助している。5月使用分は家庭向けの電気の支援幅を1キロワット時当たり1・8円、ガスを1立方メートル当たり7・5円にそれぞれ縮小。これが最後となる。

 八代氏は「1番厳しい時に補助が終わってしまうというのは予期されたことではあるんですけれども、ちょっと気になるのは政治に翻弄されているところがあって、選挙がしばらくないと補助が終わり、選挙の直前になるとまた補助が始まって、また選挙まで間があると補助がだんだん下がっていってという形になってきているんですよね、結局は」と指摘し、「本当に生活を支えるということより、政治的な人気取りにこういったものが使われてしまうというのは問題じゃないかなって思いますね」と自身の考えを述べた。

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