難病ALS公表の「ニャンちゅう」声優 TARAKOさんの訃報に「TARAちゃん今までありがとう」

[ 2024年3月9日 12:56 ]

声優のTARAKOさん(2000年撮影)
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 NHK Eテレに登場する人気キャラクター「ニャンちゅう」などの声を務めている指定難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を公表している声優でミュージシャンの津久井教生(62)が9日、自身のX(旧ツイッター)を更新。この日、訃報が伝えられた声優のTARAKOさんを追悼した。

 津久井は「TARAKOさんは十代の頃に知り合い、番組でも長年共演させてもらいました」と振り返り、「彼女の笑顔からたくさんの元気をもらい、励ましてもらいました。人を優しさで包みこんでくれる素敵な人でした」とその人柄をしのんだ。

 「TARAちゃん今までありがとう」と呼びかけ、「心よりお悔やみ申し上げます」と追悼した。

 津久井は19年10月に病院で検査を受けて「筋萎縮性側索硬化症」と診断されたと公表。22年6月、自身のブログで要介護(要支援)状態区分の最上位である「要介護5」の認定を受けたことを報告。2020年に「要介護4」となってから「進行性の難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)という名前の通り、すさまじいスピードで一人では何もできなくなっていきました」と症状を吐露し、24時間介護体制で生活していることを告白していた。同年11月には23年4月から「ニャンちゅう」の声優が交代することが発表され、津久井は「アドバイザーとして番組に参加いたします」とされていた。昨年2月には「気管切開の手術及び人工呼吸器の装着」を発表している。

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