磯村勇斗「凄く成長も破壊もしてくださった」石井裕也監督に感謝 昨年10月公開映画「月」

[ 2024年2月24日 13:40 ]

磯村勇斗
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 俳優の磯村勇斗(31)が23日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。昨年10月に公開された映画「月」への並々ならぬ覚悟を語った。

 同作で磯村は、「キネマ旬報ベスト・テン」の助演男優賞を受賞。石井裕也監督によると、控え室で磯村は座らずにずっと立ち続けていたという。なぜ立っているのか聞かれ、磯村は「いつ襲われてもいいように、準備してますって(答えた)」と振り返った。

 磯村は「やっぱり、この作品に挑んだことによって、常に命を狙われる存在ではあるなって思って、覚悟を持って作品に臨んでたんですね」という。

 映画「月」は、相模原市の知的障がい者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件をモチーフにした作品。その犯人役を演じたのが磯村だった。

 「危険は常に感じてはいるんですよ。公開されてから」と磯村。役作りする中で「デッドラインが見えたんですよね、ある日突然。このラインを超えた瞬間、自分はもう、役者として危なくなると思って。人としてなのかな。で、石井さんに言って“もうそれ以上いかないようにしよう”って」と語った。

 なお、石井監督については「凄く成長をさせてくださったし、破壊もしてくださったし、本当に大切な監督ですね。僕にとっては」と感謝を口にした。

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