藤井王将 関西将棋会館視察も対局は「ない方がいいかも」失冠を意味、王将戦3連覇を祝う会に出席

[ 2024年2月17日 04:20 ]

高槻市役所の将棋のまち推進課で課長席に座る藤井王将(撮影・岸 良祐)
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 藤井聡太王将(21)=8冠=が16日、大阪府高槻市を訪れ、第73期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の3連覇を祝う会に出席した。

 菅井竜也八段(31)の挑戦を4連勝で退け、大山康晴15世名人を抜く新記録、タイトル戦20連覇を達成。当初は17日と18日に同市の温泉旅館「山水館」で第5局が指される予定だった。

 祝う会の前には今秋、大阪市福島区から移転予定の関西将棋会館を訪れ、工事の進み具合を確認。将棋盤をイメージした外観をつくるパネルに見入り、「公園と一体で整備され、今の会館より開放的になる。多くの方に気軽に立ち寄ってもらえれば」と期待を込めた。

 ただ、全8冠を保持する限り、対局はタイトル防衛戦中心となり、同会館ではない。今後、同会館での対局は失冠を意味することになり、「自分としては、ない方がいいかもしれません」と藤井王将。同席した浜田剛史市長は「複雑な思いです」と苦笑いだった。

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