玉川徹氏 松野官房長官の裏金1000万円超疑惑「本当に立件できるのかというのはいろいろなハードルが」

[ 2023年12月8日 08:17 ]

テレビ朝日
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 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が8日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー券問題について言及した。

 清和政策研究会(安倍派)の事務総長経験者の国会議員側にも販売ノルマを超える売り上げ分が派閥からキックバック(還流)されていたことが判明。東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いで捜査しており、事務総長経験者も含めた安倍派議員を13日の国会閉会後に事情聴取し、還流について認識を確認するとみられる。

 番組では、安倍派に所属する松野博一官房長官が、直近5年間で派閥から1000万円を超える裏金のキックバックを受け、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあると報じられたことを伝えた。

 玉川氏は、松野氏の疑惑に「ずっと松野長官は“政府の立場で”という形である種、逃げている。なんかやましいのかって思われかねないんですけど、今回、この話が出てきましたよね。ちょっと官房長官としてこういう話が出てくるというのは相当問題が大きい」と指摘。

 そのうえで「ただ取材をしていると本当に立件できるのかというのは、いろいろなハードルがあるようで、お金が実際に松野長官個人に渡っていたようでも現金で渡っているか、それとも政治団体に振り込まれているかで、これも話が違ってくる」とコメント。

 「本人に渡っていると、ちょっと立件は難しいのではないかっていう話もある。政治団体に振り込まれていたとしても、例えば秘書が会計責任者だとして、松野長官と話し合い、了承があったかもポイントになってくる。“秘書がやったんで”という話になりかねないので、臨時国会が閉まって来年の通常国会までの間にどれだけに動きが出るかというのがポイントですよね」と自身の見解を述べた。

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