モー娘。 譜久村聖の卒業公演 OGも駆け付け、1万2000人が大歓声 客席には「一生好き」の文字も

[ 2023年11月28日 21:30 ]

横浜で行われたモーニング娘。’23の公演。(左から)29日のライブで卒業する譜久村聖、1期メンバーの安倍なつみ、2期メンバーの保田圭
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 モーニング娘。’23が28日、横浜アリーナでツアーファイナルの初日を開いた。29日の公演をもって卒業するリーダーの譜久村聖(27)を送り出そうと、1期メンバーの安倍なつみ(42)、2期メンバーの矢口真里(40)らOG10人が駆けつけた。

 9月にハーモニーホール座間で始まった秋ツアーのファイナルとして開催。初日を盛り上げようと、妹分の10人組、OCHA NORMA(オチャノーマ)がオープニングアクトを務めるなど、お祭り感あふれるものになった。

 ピンク、グリーンなどカラフルなサイリウムが輝く会場に、最初に届けられたのは、14人体制で最初で最後のシングル「Wake-up Call~目覚めるとき~」。全力でパフォーマンスをするメンバーを後押しするように、集まった1万2000人が大歓声を送り続けていた。

 疾走感あふれる「What is LOVE?」では「声を聞かせてくれよ!」のあおりに会場が一気にヒートアップした。

 OG1番手に登場した安倍は3児の母とは思えぬ愛らしさで「トウモロコシと空と風」を披露。安倍“推し”を示す真っ赤なサイリウムに包まれた会場には「なっちコール」も起こっていた。続く「シャボン玉」では、「♪愛する人は」と歌い出した田中れいな(34)の声に合わせ、会場から「れいなだけ!」とお決まりのコールも。変わらぬ歓声にメンバーはうれしそうな笑顔を見せていた。

 序盤のMCでは安倍がデビュー直後に行った握手会に人が集まらず、すぐに終わってしまったことを振り返り「いつか横浜アリーナをいっぱいにできるアーティストになろうと誓い合った。(結成)25年たった今も愛してもらえていることに胸が熱くなる。これからもよろしくね」と会場を見渡し、感謝していた。

 中盤には、2014年11月に、道重さゆみ(34)からリーダーを受け継いだ譜久村が二人で「好きだな君が」で声を合わせる場面も。道重は「私的に、(自身の)卒業コンサート以来の横浜アリーナ。現役が頑張ってくれているから、こういう日がある」と後輩の活躍を喜んでいた。

 大ヒット曲「LOVEマシーン」では、総勢24人でアリーナを囲む通路に歩き出し、ファンの目前で熱唱。客席には「一生好き」など書き込みをしたサイリウムを揺らすファンの姿もあった。

 2時間40分のステージで全33曲を披露。公演の様子は、国内51カ所と、台湾・香港でもライブビューイングされた。

 譜久村が巣立った後、10代目のリーダーは、譜久村と同じ9期メンバーの生田衣梨奈(26)に決定。サブリーダーは、10期メンバーの石田亜佑美(26)、11期メンバーの小田さくら(24)が務める。

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