乙武洋匡氏 塩村議員事務所への殺害予告に同情も指摘「男性が相手ならば罵声も問題ないかのように」

[ 2023年11月25日 19:42 ]

乙武洋匡氏
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 作家の乙武洋匡氏(47)が25日、自身のX(旧ツイッター)で、立憲民主党の塩村文夏参院議員の事務所に殺害予告が届いたとの投稿についてコメントした。

 塩村氏はこの日、自身のXで「昨日、殺害予告が事務所に届きました。『塩村あやか氏を殺害し、首をノコギリで切断したいと思います。覚悟のほど宜しくお願いします』とのことで、深夜に警察が議員会館に来て、その後、被害届を提出いたしました」と報告。警察が既に対応していることを明かした。

 塩村氏は、悪質ホスト問題を巡り国会で議論した事に関し、ネット上で広まったデマに抗議。23日には自身のXで、ある投稿を引用投稿し「酷いデマ。逆にどういう認知や流れでこんなデマやデマともいえない不思議な話を信じてツイートするようになるのか知りたい いつものことでありますが」とつづり、最後に「最早、アンチのプロレス芸」と付け加えた。この言葉がプロレス関係者やファンの怒りを買い、塩村氏が謝罪、撤回する事態に発展した。

 殺害予告は、この問題を受けての脅迫の可能性もあり、乙武氏は「殺害予告も、電話で罵声を浴びせることも言語道断です。絶対に許してはならない。塩村議員や事務所の皆様のご心労は察するに余りあるものがあります」と、予告の主を批判した。

 一方で、塩村氏の投稿には誤解を招く記述もあることを指摘した。それは「昨日は、電話に出た女性秘書に罵声を浴びせ、侮蔑的な言葉をなげつけるご意見が多く届き困惑しています。当事務所は大多数が女性で構成されており、罵声を浴びせるようなご意見はご遠慮頂きたいと思います」という文言だった。

 乙武氏は「後段の書きぶりでは男性が相手ならば罵声を浴びせても問題ないかのように受け取られかねません」と問題視し、「性別への言及は不要だったように思います」と私見をつづった。

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