研ナオコが53周年記念コンサート 田原俊彦のサプライズ登場に涙し「鼻水出てきちゃった」

[ 2023年10月19日 22:00 ]

研ナオコ
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 歌手の研ナオコ(70)が19日、東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYAでデビュー53周年記念コンサートを開いた。

 冒頭のトークで「みなさんこんばんは、吉永小百合です」とあいさつし、観客2000人の爆笑をかっさらってスタート。当初は2020年に50周年記念コンサートとして開催を検討していたがコロナ禍で断念。3年後の53周年で晴れて開催となった。中島みゆきから提供を受けた「かもめはかもめ」、サザンオールスターズのカバー曲「夏をあきらめて」など17曲を披露した。

 豪華ゲストも駆けつけた。最初のヒット曲「愚図」を作曲した宇崎竜童(77)、「泣かせて」を提供した小椋佳(79)に加え、舞台で数多く共演している梅沢富美男(72)も登場。研と爆笑トークを繰り広げた。

 研へのサプライズで田原俊彦(62)も登場し、デュエット曲「夏ざかりほの字組」を披露。田原は「ビックリした?」としたり顔で、「おめでとうございます」と年齢と同じ70本のバラの花束をプレゼント。研は思わぬゲストの登場に驚いて涙した。「ダメだよ、こんなことしちゃ!」と言いながらも大喜び。田原は「まだまだバリバリ頑張ってもらわないといけないので、良き姉で、いつまでも元気でいてください」と言葉を贈り、最後には研の頬にチュッとしてステージを下りた。研はバンドメンバーに「みんな知ってたの?」と言うと、「あー、鼻水出てきちゃった」とティッシュを鼻に突っ込んで笑わせた。

 アンコールの2曲目には、8日に74歳で死去した歌手谷村新司さんが詞、曲を手がけた「悲しい女」(92年)を披露。「やっぱり人って寿命があるんだなとつい先日も痛感して。私にとっても大切な人でした」と涙した。

 同曲は8月に発売したベスト盤「ALL TIME BEST」に最後の1曲として収録。「この歌は締めくくりの曲なんだなと。歌う予定はなかったんですけど、谷村さんに感謝の気持ちを込めて、谷村さんのところに届ばいいなとおもいながら歌わせていただきます」と涙ながらにワンコーラスを歌い、「谷村新司さん、ありがとうございました」と天に向けて感謝した。

 自身も70代に突入した。「あと何年歌えるか分からないけど頑張ります」と話し「みなさんもやりたいことをやって、とにかく人生を楽しんでいただきたい」とファンにメッセージを送った。 

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