伊集院光 昔のラジオあるある「兄貴がいないとラジオを聞けない状況」の意外な理由とは

[ 2023年10月3日 18:15 ]

タレントの伊集院光
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 タレント伊集院光(55)が3日、ニッポン放送「伊集院光のタネ」(火~金曜後5・30)の初回放送に生出演し、少年時代のラジオの思い出を語った。

 1995年まで約4年間、放送された人気深夜番組「伊集院光のOh!デカナイト」以来、伊集院が同局で28年ぶりに出演する帯番組。「タネ」と称するメールテーマを募集し、樹木のように伸びていく番組を目指す。この日は「どうしてラジオを聞いてますか?」のテーマを募集した。

 少年時代から大のラジオ好きだった伊集院。当時はラジコやネットもなく、アンテナを立ててダイヤルを回し、局を選ぶのが、通常のスタイルだった。「アンテナをつまんで、逆の手でサッシを触っていると、すげえ聞こえるのよ、ラジオが。兄貴なのに、“お兄ちゃん、お願いだから触ってくれ”って。兄貴、忙しいのに、アンテナの先とサッシをずっと触ってて」と思い出を語った。

 そのうち、兄が眠くなってしまうこともあったという。「眠くなってきちゃうと、そこから離れるから、またザーって。謎なんだけど」。それだけに、「うちは兄貴がいないとラジオを聞けない状況だったね」と感謝を口にしていた。

 場所によっては、電波状況が悪く、入らないことも。「今思うと、何か電波を発するものがあったりするんだろうけど、クラスメートでそいつだけ、たけしさんのオールナイトニッポンを一切、聞けないやつがいた」。当時は多くの中高生がこぞって聞いていた超人気番組。「(聴取率が)全体の調査でも今のテレビ並みだし、中学生ってほぼ全員聞けているのに、そいつだけ一切入って来なくて。“どうやって聞いているの?みんな”、“どうやってって、普通に1242で聞けるだろう”っていうんだけど」。そのクラスメートの家に行ってみると、見事に同局が入らなかったという。

 今では「不便」で片付けられてしまいそうな出来事だが、伊集院には痛快な思い出もあるという。「ラジオの微妙な感じって、ダイヤルでアナログで回しているから、俺が(電波を)キャッチしたという、ダイヤルを回した上にアンテナの角度を変えて、部屋のいる場所を全部整えて、聞けたりした時代だから、俺が何とかしている感じがあった」と、当時の充実感を振り返っていた。

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