「教え下手」長嶋一茂に麒麟・川島「それは解説の仕事、来おへんわ」

[ 2020年9月5日 19:19 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(54)が、5日放送のTBS系「そうだ!タメ口でいこう」(後3・00)に出演し、意外な「教え下手」ぶりを露呈した。

 番組は、芸能界の先輩、後輩で世代の違う3人が、敬語と「さん付け」を禁止するルールのもと、それぞれオススメのスポットへロケをしに行く、ゲーム性の高いバラエティー番組。一茂は、お笑いコンビ「麒麟」川島明(41)、「宮下草薙」草薙航基(29)とのロケに同行した。

 ロケでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で旅行に行けない一茂が、大好きなハワイを堪能できるレストランからスタート。すると年齢的には真ん中の川島が、「実はお願いがあって。一茂に野球を教えて欲しいのよ」とリクエストした。一茂が「いいよ、俺でよければ」と快諾し、一行はバッティングセンターへと向かった。

 お手本にと、真っ先に挑戦した一茂だったが、長年のブランクからか、130キロの速球に快音は出ず、さっそく暗雲が漂う。さらに「バッティングで大事なのは素振り」と自信満々にレクチャーを始めたものの、「ピッチャーの投げる動作に合わせて、どうやってタイミングを取るかっていうのは…はっきり言う。教えられない」と断言。川島から「それ、一番大事やん!」、さらに草薙からも「あんまうまくねえな、教えるの」と突っ込まれていた。

 一茂がトスを上げて川島、草薙が打ち返す「ティー打撃」で2人がバットに当てると、一茂は「当たるんで、もうやろう」とさっそく実践を指示。ところが、その後も一茂は要領を得ない説明を繰り返した。すると川島は「俺というか、そっちに進歩がないから。ずっと同じこと言ってるから。それは解説の仕事、来おへんわ」と強烈なダメ出し。一茂は「そんなことないよな?」と同意を求めたが、今度は草薙が「一茂は教えるのは向いてない」と言い切られる一幕もあった。最後は草薙から「一茂、スポーツドリンク、2本!」とパシりに使われてしまった。

 元プロ選手のプライドが引き裂かれた一茂に、川島は「バッティングセンターに行ってからは、この企画に関係なく俺はタメ口になってましたけど」と打ち明けた。一茂も「『てめえ、ふざけんなお前ら!』って言い返したいけど、言えない。俺の方が損してる気がしたよ」と苦笑いで振り返っていた。

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2020年9月5日のニュース