フジテレビ・山崎夕貴アナ お茶の間に届ける笑顔の源は“お茶の時間”

[ 2019年3月12日 10:00 ]

フジテレビの山崎夕貴アナウンサー
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 【夢中論】フジテレビの看板アナとして活躍中の山崎夕貴アナウンサー(31)。その親しみやすいキャラクターで現在、人気を集めている。連日忙しく働く中で、ホッと一息つける時間が自宅でのティータイム。週に2、3回は本格的に紅茶を入れるといい、それは日々お茶の間に笑顔を届けるための糧となる時間になっていた。

 ケトルのお湯が沸騰する10秒前から勝負は始まる。直前まで別のお湯を入れて温めていた専用ポットの中身を捨て、慌ただしく茶葉を投入。沸騰したその瞬間、ケトルを手に取り高い位置からお湯を注ぐ。茶葉が気泡とともに表面へと浮き上がり、成分が満遍なく抽出される。“ジャンピング”と呼ばれるおいしい紅茶の入れ方だ。よく蒸らしたらお気に入りのティーポットに移し替え、カップへと注げば完了。映画を見ながらたしなむのが至福のひと時だ。

 「紅茶と一緒に非日常を味わっているんです。毎日せわしく働いている中で唯一ゆったりしている時間。この余裕を持てている自分に安心しています。好きな茶葉は…1周回ってアールグレイですね」

 初めて紅茶と出合ったのは2010年の入局を機に上京した時だった。プレゼントでもらった茶葉を活用するためティーポットを購入。以来、お気に入りのパッケージの茶葉を購入しては自分で紅茶を入れるようになった。16年末からは会社の上司のつてで紅茶教室に通うようになり、よりおいしい入れ方を日々試行錯誤しているという。

 もちろんティーカップにもこだわりがある。「ノンストップ!」を卒業した際にMCのバナナマン設楽統(45)からプレゼントされた高級ブランドの逸品は、とがった持ち手がお気に入り。「この繊細な鋭角は、高い物じゃないと出ないんです!」。他にもアナウンス室の先輩、三宅正治アナ(56)と軽部真一アナ(56)から毎年誕生日にもらっているものや自分で購入するものなどコレクションは約10個。どれも2万円以上する高価な品だが「非日常を味わっているので高くないとテンション上がらないんですよね」と笑みがこぼれる。

 ◆山崎 夕貴(やまさき・ゆき)1987年(昭62)8月4日生まれ、岡山県倉敷市出身の31歳。岡山大卒業後、2010年にフジテレビ入社。同年「ヤマサキパン」で初のレギュラー出演。12年から「ノンストップ!」のMCを約6年間担当。18年には同局の女子アナで結成される「お台場ワンガン娘’18」のリーダーを務め、野外ライブイベント「a―nation」に出演した。血液型O。



 《小倉キャスターの愛のムチに奮闘中》

 キャスターの小倉智昭氏(71)が司会を務める「とくダネ!」では、3月から新コーナー「ニュース おぐリック!」が始まった。各世代の男女が気になっているニュースをランキング化し掘り下げる企画。山崎アナは女性側の担当で「本番では小倉さんが何を聞いてくるか分からない。事前に調べたものを良い間合いで差し込んでいくのが凄く難しい」と奮闘している。本番中には小倉氏が山崎アナにニュースの“抜き打ちテスト”をしてくることもある。「愛のムチなんですよね。それが怖くて、事前に入念に調べるようになりました」と日々もまれながら成長している。

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