ロッテ・吉井監督 個人スローガン「踏み切ってジャンプ!」 馬主ならでは「障害を乗り越えトップで」

[ 2024年1月1日 05:00 ]

今年の個人スローガンとして「踏み切ってジャンプ!!」を掲げたロッテ・吉井監督(球団提供) 
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 ロッテの吉井理人監督(58)が今年の個人スローガンに「踏み切ってジャンプ!」を掲げた。実は競馬の障害レースで馬が障害物を飛び越える際に実況アナウンサーが用いる有名なフレーズの一つで、以前から好きな言葉だったという。

 競走馬をこよなく愛し、馬主の顔も持つ指揮官は昨年12月23日に中山競馬場で有馬記念前夜祭スペシャルトークショーに出演。現地で暮れの風物詩ともいえる「中山大障害」を観戦した。

 「4100メートルという長い距離を様々な障害を乗り越えながら必死にゴールを目指している馬の姿を見て、ペナントレースも同じだなと。ペナントレースという長丁場には様々な障害が待ち受けていますが、チーム一丸、心を一つにして踏み切ってジャンプ!して乗り越え、トップでゴールをしたいと思った」

 昨年は143試合で142通りの打順を組み、救援投手を先発から小刻みにつなぐブルペンデーを4度も敢行するなどチームが持つ戦力をフル活用し、前評判を覆して前年5位から2位に躍進した。目指すはリーグ優勝、そして日本一。今年より上に行くためには若手の台頭も不可欠で「若い選手たちには大きく飛躍をする1年になって欲しいという思いも込めた」と説明した。

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