レンジャーズが勝利し3勝3敗 決着は最終第7戦で ガルシア満塁弾にイオバルディPO4戦4勝

[ 2023年10月23日 12:12 ]

ア・リーグ優勝決定シリーズ第6戦   レンジャーズ9-2アストロズ ( 2023年10月22日    ヒューストン )

9回に満塁弾を放ちポーズを決めるガルシア(AP)
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 ア・リーグの優勝決定シリーズ第6戦が22日(日本時間23日)、ヒューストンで行われ、レンジャーズが勝利。3勝3敗のタイに戻し逆王手をかけた。

 レンジャーズは先制された直後の2回、ガーバーのソロで同点に。4回はハイムの2ランで勝ち越しに成功した。

 6回に1点を失い、3-2と1点差に迫られたものの8回1死二塁からガーバーが適時二塁打を放ち、リードを2点差に広げた。4-2の9回は無死満塁からシーガーへの押し出し死球により加点。さらに1死満塁からガルシアが左翼席へグランドスラムを放ち、リードを7点まで広げた。

 ガルシアは今季、ア・リーグで本塁打王を獲得した大谷翔平(エンゼルス)の44本に次ぐ39本でリーグ2位の好成績を収めた。短期決戦の勝負所でも貴重な一発を放ち、レンジャーズベンチは大盛り上がりとなった。

 投手陣は先発・イオバルディが7回途中2失点。2点リードの8回に1死満塁のピンチを背負ったが、3番手・リクラクがしのぎ、逃げ切った。イオバルディは今プレーオフ4戦4勝と短期決戦で強さを発揮している。

 アストロズは初回、アルバレスの適時打で先制。1-3の6回はデュボンの右犠飛で1点差に迫ったが、2-4の8回1死満塁の好機でデュボンが遊直、代打・シングルトンが空振り三振に倒れ、反撃の機会を逃し敗れた。

 レンジャーズの勝利で3勝3敗となり、23日(同24日)の第7戦で勝利したチームがリーグ制覇、ワールドシリーズ進出が決まる。

 レンジャーズは第7戦に勝利すれば12年ぶり、アストロズは3年連続のワールドシリーズ進出となる。テキサス州同士のチームが戦う今シリーズは両軍とも敵地で勝利する“外弁慶”ぶりを発揮しており、第7戦はアストロズの本拠地で行われる。最終戦を制すのはどちらのチームか。最後まで目が離せない。

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