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岡崎が現役ラストマッチ 「選手よりも優れたコーチになれるかも」と欧州で指導者資格取得へ

[ 2024年5月18日 10:06 ]

<シントトロイデン・ルーベン>後半8分、両チームの選手から送り出される岡崎(シントトロイデン公式インスタグラムから)

 サッカーのベルギー1部リーグでシントトロイデンに所属する元日本代表FW岡崎慎司(38)が現役ラストマッチを終えた。17日に1―1で引き分けたルーベンとのホーム最終戦に今季初先発。後半8分までプレーし、交代の際は花道をつくった両チームの選手から送り出された。

 地元紙HBVLによれば、岡崎は「両チームの選手が送り出してくれてうれしかった。対戦相手も含めて素晴らしい振る舞い。とても感情的になった」と語ったという。一番の思い出を問われ「プレミアリーグ優勝は夢のようだった」と15~16年シーズンのレスターでのイングランド制覇を挙げた一方で「ウエスカでのタイトル(19~20年スペイン2部)と日本代表で出場した3度のW杯も忘れられない」と振り返った。

 今後に関しては「欧州でコーチになりたい。選手としてよりも優れた指導者になれるかもしれない」と語った。今季はこの試合が出場7試合目。故障に苦しんで本格的に練習を再開できたのは2週間前からで「体が“もう十分だ”と悲鳴を上げていた」と告白。「いつか監督としてシントトロイデンに戻るかもしれないね。そうなれば素晴らしい。資格を得るにはまだたくさんのステップがあるけど」と語ったという。

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