【日本ダービー1週前追い】レガレイラ 楽々ラスト1F11秒4、ルメール「元気良さそう」

[ 2024年5月16日 05:06 ]

ルメールを背に併せで追い切るレガレイラ(撮影・村上大輔)
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 美浦では皐月賞1番人気6着から巻き返しを図るレガレイラ(牝=木村)がWコース併せ馬で軽快なフットワーク。好調をアピールした。

 皐月賞6着から挑む紅一点レガレイラはコンビ再結成のルメールが騎乗し、美浦Wコースで6F81秒5~1F11秒4。アンパドゥ(3歳未勝利)の1馬身後ろで折り合い、内から楽々と併入。軽快な伸びが目を引いた。昨年12月ホープフルS(1着)以来の騎乗となったルメールは「元気良さそう。無理しないでずっと楽でした。3歳になって良くなってきたみたい。ポテンシャルは高いです」と笑顔で切り出した。

 ドバイでの落馬負傷で皐月賞は騎乗できなかったが、ずっと気に留めていた。「皐月賞はラスト200~300メートルまでは伸びていた。今日は折り合いも我慢できている。フレッシュなので一生懸命だったけど、来週はリラックスできそう。ダービーはベストコンディションで走れると思うし、血統から2400メートルは問題ない」

 牡馬を一蹴したホープフルSの強烈な切れが再びよみがえるのか。太田助手は「放牧に出て帰ってきてからも良い健康状態をキープしています。広いコースに替わって、この馬の力を発揮できる状態に持っていきたい」と前向きに語った。07年ウオッカ以来、17年ぶりの牝馬によるダービー制覇の期待は膨らんでいる。

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