【鳴尾記念】ヒンドゥタイムズ闘志全開!CWラスト1F11秒8、福永も期待大

[ 2021年6月3日 05:30 ]

福永祐一騎手を背にCウッドを単走で追い切るヒンドゥタイムズ
Photo By 提供写真

 ダービージョッキーが確認したのは馬のモチベーション、やる気だ。ヒンドゥタイムズ(牡5=斉藤崇)は福永を背にCWコース単走。前半ゆっくり入って徐々にペースアップ。直線に向いても鞍上はせかすこともなく終始、馬なり。6F時計は84秒0と遅かったがラスト1Fは11秒8。気迫と前進気勢に満ちあふれていた。福永は満足げだ。

 「ここに来て急に暑くなったのがどうかと思ったけど、動きに関しては問題なかった。力をつけているし、しっかりしてきた」

 明らかに距離不足に思えた前走の大阪城Sを敢然突破。5歳を迎えての進化、地力強化が目覚ましい。「1800メートルはこの馬には忙しかった。それでも前走は期待通り。あの内容なら重賞に行っても楽しみはある」と断言する。初重賞の先にG1を視野に入れる好素材。先週ダービーを制した鞍上の勢いがタイトル奪取への追い風になる。 

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2021年6月3日のニュース