武田真一アナ 鈴木健二さん追悼 NHK時代の思い出つづる 「本当にご指導ありがとうございました」

[ 2024年4月3日 19:57 ]

武田真一アナウンサー
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 「クイズ面白ゼミナール」の司会、ベストセラー「気くばりのすすめ」などで人気を博した元NHKアナウンサーの鈴木健二(すずき・けんじ)さんが3月29日、老衰のため死去した。95歳。東京都出身。元NHKでフリーの武田真一アナウンサー(56)が3日、自身のインスタグラムで追悼した。

 「鈴木健二さんと撮って頂いた大切な一枚。放送記念日の特集番組で、ニュースセンターにロケに来られ、私が案内役を仰せつかりました」と在りし日の鈴木さんとの2ショットを公開。

 「現代のニュースや放送のあり方に、厳しいお叱りを受けるものと覚悟していましたが、とても温かく励ましてくださいました。NHKの西口に、おひとりで歩いて来られ、ロケの後もおひとりで歩いて帰られました。去り際にあえて振り返らず、片手だけあげて。淡い夕日の中を、行かれました。かっこよかったです」と当時を回想した。

 「放送が始まってまもなく100年。その道は、鈴木さんのようなパイオニアが、敷石を一つひとつ、膨大な数並べて造られたものです。そんな仰ぎ見る先輩たちに、私は及ぶべくもありません。しかし、末端でその流れを汲むものとして、なんとしても後に続かねばならないと、背筋が伸びる思いです。本当にご指導ありがとうございました。安らかにお眠りください」と結んだ。

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