加藤シゲアキ 直木賞受賞ならず、2度目ノミネートも無念 前夜は眠れず「マジでお腹痛い」

[ 2024年1月17日 19:12 ]

直木賞候補にノミネートされた加藤シゲアキの小説「なれのはて」
Photo By 提供写真

 第170回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が17日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、直木賞にノミネートされていたアイドルグループ「NEWS」加藤シゲアキ(33)の小説「なれのはて」(講談社)の受賞はならなかった。加藤は2021年の第164回直木賞に小説「オルタネート」がノミネートも受賞を逃していた。

 芥川賞は九段理江さんの「東京都同情塔」(新潮12月号)、直木賞は河崎秋子さん「ともぐい」と万城目学さん「八月の御所グラウンド」に決まった。

 加藤は発表までの待機時間中、「待ち会」と題して自身のインスタグラムアカウントでライブ配信を開催。直木賞作家の今村翔吾氏をゲストに迎え、緊張の瞬間を待った。

 各所の賞レース予想やネット上の予想を「読んじゃったねえ…考えないようにしてたけど、どんどんうつになってきて。昨日の夜が一番きつかった。全然寝れなくて5回くらい起きた。マジでお腹痛い」と発表を前に落ち着かない様子。

 今村氏から、紫式部が源氏物語を起筆したと言われる滋賀・石山寺の絵馬とお守りをプレゼントされ、絵馬に「もう神頼みですもん…」と言いながら「直木賞受賞!!」としたためた。

 「LINEとかたくさん来て、それもプレッシャーだった。メンバーからも『頼むよ!話題作り頼むよ!』とか言われて」と苦笑。受賞した場合、賞金の使い道として、能登半島地震への寄付も考えているとし「例えば輪島の書店さんが困ってるならサポートするとかできないかなと思っています」と語った。

 また、贈呈式出席に向けたスーツをファンの声を参考に決定。今村氏が横でアシストし「なんかスーツ屋さんみたいになってますね」と笑いが起きるシーンもあった。

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