中川家 若手芸人もドン引き!過酷な環境で漫才した時代を語る「地下の楽屋でマジシャンの人が…」

[ 2023年11月24日 16:37 ]

「中川家」の剛(左)と礼二
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 お笑いコンビ「中川家」が23日深夜放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」に出演。若手時代の劇場の環境について語った。

 「中川家」は1992年に大阪NSCへ入学。96年には「ABCお笑い新人グランプリ」で優勝するなど活躍していたが、97年に当時の主戦場・心斎橋2丁目劇場で「漫才禁止令」が出され、うめだ花月へと追いやられたという。

 「令和喜多みな実」の河野良祐からうめだ花月の環境について聞かれると、「中川家」と同期である「海原やすよ・ともこ」のともこは「お客さん5人」、「中川家」の礼二は「スタッフもめっちゃ怖いし」と返した。

 スタッフの厳しさについてやすよは、「(時間が)巻いたら巻いたで『時間通りも出来やがらんと』で、押したら押したで『おもんないのを長いことやりやがって』て、ずっと怒られてるねんから!」と明かした。

 さらに礼二は「照明で煽って来たりするねん」と告白。ともこも「(オチの)『もうええわ』の前に下げ囃子流される」と被せると、河野は「強制終了ですか!?」とドン引きした。

 剛は「楽屋も地下でね…見たことないマジシャンの人が一緒の狭い楽屋で、ボッと火を出して『熱っ!』言うてて」と回想。そんな状況に「こらアカンわ、もう辞めるかもしれんわってなってた」と振り返った。

 礼二も「見たことないマジシャンの人がうがいしててな…横でハトが死にそうになってんねん」と暴露。さらにやすよが「今みたいに、漫才が勢い良く出番があるんじゃないのよ」と話した。

 続けて「絵を描く人もいるし、風船膨らます人もモノマネの人もおるし」と当時の出演者を説明。「(モノマネの人は)おばちゃんやから廊下の楽屋で素っ裸で着替えるし、そういうの見たら『こうやって着替えなあかんの!?』とか」と衝撃を受けたことを語った。

 そんな環境に「気持ちが落ち込んでいった」というやすよと、「漫才が嫌とかじゃなくて、楽屋の状況とか見ておかしくなって行ったんやろな」というともこに、河野は「今のところ1個も楽しい話がない」と驚愕。やすよは「ずーっと話がモノクロやろ」と笑いを誘った。

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