「劇団Patch」オリジナル音楽朗読劇ヒロインに谷村美月&入山法子

[ 2020年10月3日 05:00 ]

カンテレ×劇団Patchプロジェクト第一弾の音楽朗読劇「マインド・リマインド~I am…~」でヒロインを務める谷村美月(左)と入山法子
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 関西で最も“アツい”演劇集団・劇団Patchがオリジナル音楽朗読劇を上演する「カンテレ×劇団Patchプロジェクト」のヒロインに谷村美月(30)、入山法子(35)が決定。第一弾の音楽朗読劇「マインド・リマインド~I am…~」(作・古家和尚、演出・木村淳)を、12月26、27日に大阪・サンケイホールブリーゼ、21年1月28~31日に東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演される。

 劇団Patchは、中山義紘(30)、井上拓哉(24)、松井勇歩(28)、竹下健人(27)ら12人で構成され、全員が関西出身。音楽朗読劇「マインド・リマインド~I am…~」は、ある特定の香りから記憶が呼び起こされる“プルースト現象”の音楽版。“音にまつわるプルースト現象”をきっかけに、恋人に疑惑を持った男が現実と空想が交錯する世界に迷い込み、そこで衝撃の“事実”に辿り着く…という“近未来を舞台”にしたラブ・サスペンス。劇団Patchメンバーが、公演ごとに組合せを変えて3人ずつ出演する。

 この舞台のヒロインとして、Wキャストで谷村美月、入山法子が出演。大阪出身の谷村は、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」や「深夜食堂」シリーズなどドラマ、映画の映像作品に出演。舞台出演も多く、他にも声優やナビゲーターなど幅広く活動中。朗読劇初挑戦の入山は、モデルでデビュー後、ドラマ「きみはペット」「ニッポンノワール」など数々のドラマや映画、舞台に出演。今年、NHK連続テレビ小説「エール」出演でも話題となった。

 今回は劇団Patchメンバーが演じる主人公から、ある疑惑を持たれる“彼女”をWキャストで演じる。谷村は「想像を掻き立てるような役柄だと感じたので、その中でどのように、魅力的に魅せることが出来るかなと考えています。今までに演じたことの無い役柄なので、色々な方の意見を取り入れてみたいなと思っています」と意欲を見せ、入山は「音楽朗読劇という枠組みに見合った、体から音楽を感じられるような“彼女”になれば良いなと思ってます」と意気込みを語った。

 劇団Patchとの共演について「演劇と、地元への愛が深い、とても熱量のある劇団だなと思いました。公演初日には、わたしもバリバリ関西弁を喋れるようになっているといいな。いや、なっているでしょう。なんでやねん!」と埼玉出身の入山が見事なノリツッコミ。谷村も「今までに、井上拓哉さんとはカンテレのドラマ『大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語』などで、お仕事を御一緒する機会が多く、劇団Patchさんの存在をその時に知りました。年齢的に近い方々とお仕事をする機会が、あまり多い方では無いので、御一緒出来ることを楽しみにさせて頂いています」と共演を楽しみにしていた。

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2020年10月3日のニュース