松本零士氏の「集大成」パチンコに 水木一郎とのタッグも復活

[ 2012年4月16日 07:00 ]

「CR新宇宙年代記ゼロデザイズ」をPRするためスポーツニッポン新聞社を訪れた(左から)木下愛未、南飛香、ダレアレ悟、高橋千咲姫

 パチンコ「CR新宇宙年代記ゼロデザイズ」(高尾)のPRキャラバン隊が、キャラクターのコスプレ姿で東京・越中島のスポーツニッポン新聞社を訪れた。

 「新宇宙年代記ゼロデザイズ」は松本零士氏(74)のオリジナルSFで、宇宙戦艦や宇宙空間を行きかう列車を始めとして、松本作品のエッセンスが詰まった集大成とも呼べる作品。松本氏も「自分の描きたかったものの大部分をこの中に投入して表現したい」と意欲を燃やしている。

 「表現したい」という口ぶりになったのは、パチンコ化は第一段階で、今後アニメ化も視野にという異例の順番での露出が計画されているため。主人公のハヤ・イチローと同じ衣装に扮したダレアレ悟(25)は「限られた情報しかないのに、衣装を着ているだけで面白いということが伝わってくる。ストーリーの先を知りたい」と興味津々だ。イツキ・オールマイティのセクシーなコスプレをした南飛香(26)は「すごいハイレグな感じ。股下86センチあるので、この服を最大限生かせるかな」と満足げに話した。

 大当たり時にはアニメソングの帝王・水木一郎(64)のオリジナルソング「燃やせ!ゼロ魂!!」が流れる演出も。1978年から79年にかけて放映された「宇宙海賊キャプテンハーロック」でおなじみの松本氏と水木のタッグは、当時のファンからすればたまらないだろう。

 さらにマルチ展開はパチンコ、アニメだけではない。作中に登場する宇宙戦艦ヒミコをイメージしたガラス張りの屋形船「ヒミコ」が隅田川を運航中であるほか、5月にはGREEでソーシャルゲーム「新宇宙年代紀ゼロデザイズ」のサービスが開始する予定。アニメ化へ向け多方面から露出を展開していく。

 「CR新宇宙年代記ゼロデザイズ」は5月中旬から全国ホールで順次導入予定。

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