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尚弥の幼なじみ 元Jリーガー・山口聖矢 ネリ戦から刺激受け「井上家に感謝を…」16日新人王初戦

[ 2024年5月15日 18:22 ]

前日計量をクリアした山口(右)と鈴木
Photo By スポニチ

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)の幼なじみで、元サッカーJ3相模原DFの山口聖矢(30=同)が16日に東日本新人王ライト級4回戦(東京・後楽園ホール)に挑戦する。15日の前日計量は60・9キロでパスし「全日本(出場)はボクシングを始めたときから目標にしてきた。トレーナーや井上家にも感謝の意味も込めて戦いたい」と拳を握った。

 山口は山梨学院高サッカー部時代は全国高校サッカー選手権に出場。17年に加入したJ3相模原を18年に退団後は実家の自動車整備会社で働いていたが、22年1月に尚弥にボクシング転向を提案され大橋ジムに入門。同11月にプロテストに合格し、昨年8月の初陣では1回2分43秒のTKO勝ちで鮮烈なデビューを飾った。

 そのデビュー戦以来、約9カ月ぶりのリングに向けては尚弥ら井上家からの助言を元に、ジャブとワンツーを徹底的に磨いた。「尚弥からはそこを極めれば結果はついてくるし、上にはいけると言われている。明日(16日)はそこを見てほしい」と自信満々。鈴木将斗(21=本多)との1戦1勝同士の対決にも「ジャブ、ワンツーが当たれば倒れるんじゃないかと思っている」と強気に話した。

 今月6日、東京ドームで行われた尚弥の防衛戦では、尚弥の持つ4団体のベルトを掲げてともに入場した。1回のダウンシーンは「声が出ないくらいびっくりした」と振り返りながら「(尚弥が)身近な存在ということもあり、刺激ももらえたし興奮した」と話し、次戦への強い決意をのぞかせた。

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