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【ボクシング】バンタム級4団体のうち3団体の世界王者が日本人 「後は武居選手が」期待する声

[ 2024年5月4日 19:09 ]

<LUSHBOMU IBF世界バンダム級タイトルマッチ 西田凌佑・エマヌエル・ロドリゲス>4R・左を決め、ダウンを奪った西田凌佑(撮影・岸 良祐)
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 プロボクシングのIBf世界バンタム級タイトルマッチは4日、エディオンアリーナ大阪で行われ、挑戦者の西田凌佑(27=六島)が同級王者エマヌエル・ロドリゲス(31=プエルトリコ)を3―0の判定で破り、世界初挑戦のプロ9戦目で王座に就いた。

 西田の王座奪取により、バンタム級は主要4団体のうち3団体で日本人が世界王者となった。WBC王者は3階級制覇の中谷潤人(26=M・T)で、WBA王者の井上拓真(28=大橋)は6日に東京ドームで同級1位・石田匠(32=井岡)の挑戦を受ける。また、同じ興行では元K―1王者の武居由樹(27=大橋)がWBO王者ジェーソン・モロニー(33=オーストラリア)に挑戦する。

 武居が勝てば、バンタム級は日本人4人が4本の世界王座ベルトを保持することになる。バンタム級の4団体王座統一は井上尚弥(31=大橋)が達成しているが、全て異なる選手による”4団体王座独占”は日本初。井上尚弥(31=大橋)が4団体王座を統一し、スーパーバンタム級転向のため23年1月に全て返上したベルトを約1年4カ月で日本に取り戻すことになる。なお、ライトフライ級では17年5月20日に八重樫東(IBF)、田口良一(WBA)、田中恒成(WBO)、拳四朗(WBC、現・寺地拳四朗)で4王座を独占した例がある。八重樫は翌21日に王座から陥落した。

 SNS上では「これで後は武居選手がベルト巻いてまずはバンタム級を日本人で占めてほしい」「武居選手が勝ったら4人だ凄い時代だぞ」と武居の王座奪取や日本人同士の統一戦に期待するファンの声が続々と上がる一方、「今後世界バンタム級タイトル戦が日本バンタム級ローカルリーグになってしまいそう」とのコメントも寄せられた。

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