なぜ?メッツが藤浪晋太郎をメジャー昇格→即IL入りにしたワケは…米記者「理にかなっている」

[ 2024年5月14日 12:11 ]

藤浪晋太郎(AP)
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 メッツは13日(日本時間14日)、傘下シラキュースに所属する藤浪晋太郎投手(30)について、メジャー昇格した上で右肩の負傷で15日間の故障者リスト(IL)入りにしたと発表した。

 メジャー昇格即、IL入りという措置について、ニューヨークポスト紙のマイク・ピューマ記者が自身のXで理由を推察。「メッツが藤浪晋太郎を(メジャーに)呼び戻し、右肩の故障でILに登録したことは理にかなっている」とし「チームはいずれ40人枠を必要とするだろうし、藤浪をメジャー登録することで、必要であれば60日間のILに移行し、40人枠を空けることができる」と説明。今後、40人枠に入れたい選手がいれば、藤浪を60日間のILに移行することで枠を空けることが可能になるためという。

 藤浪は今季ここまでマイナーで9試合に登板。計7回2/3を投げ、19四死球、防御率14.09とふるわず、直近5試合は連続で失点していた。3日(同4日)の敵地でのナショナルズ傘下ロチェスター戦に3番手として救援登板。2回を投げ、1安打2失点、4四球だった試合を最後に登板していなかった。

 状態が心配される中、シラキュースが11日(日本時間12日)までに球団公式ホームページ(HP)で7日間の負傷者リスト入りを発表。負傷理由は明らかになっていなかった。

 藤浪はオフにメッツと年俸335万ドル(約5億円)で契約合意。最大85万ドル(約1億2750万円)の出来高が付く。メジャー1年目の昨季はアスレチックスからシーズン途中にトレードでオリオールズに移籍し計64試合で7勝8敗、防御率7・18だった。

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